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サロメ

昨日、東京に出張しましたのでついでに新国立劇場でオペラ「サロメ」を観てきました(^^)
オスカー・ワイルドの原作に、R・シュトラウスが作曲し、1905年に初演された一幕ものの歌劇です。
あらすじは長くなるので省略。

阿由多、オペラは大体、アリアでも序曲でも、音楽(の一部)を知っているから、舞台を観に行くのが通常で、原作を知っていて、全く曲は聴いたことがないオペラ、というのは今回が初めてでした。
タイトルロールはエヴァ・ヨハンソン、なかなか良。ヨハナーンを歌ったアラン・タイタスも、ま、牢屋暮らしにしてはふくよかでしたが(笑)、そこはそれ、イメージで誤魔化すことにして、歌は良。やっぱ、美声のバリトンには憧れます~。
ただ、楽曲自体は技巧的に過ぎる、というんでしょうか。難しい曲は演る方も神経使うと思うんですが(因みに当日の指揮はフリードリヒ・ハイダー)、そのせいか全体的になんかこう「ぴりぴりした」感じで、私は疲れました、ハイ。曲を聴いたことがあったら観なかったかも知れない・・・。
演出、登場人物がやたらに動き回るのと、クロディアスの小姓がずっと舞台の隅に居続けるのが、私的にはペケ。
全体としては「まあまあ」ってとこでした。

番外編ですが、字幕の「お前の唇にキッスするよ」は、泣けました×いや、確かに「キッス」って歌ってるんですけど、間違いではないんですけど~っ。日夏耿之助訳でワイルドの「サロメ」に触れた身としては、やっぱこう、サロメはヨハナーンの首に「口づけ」しないと~~~。文字情報としての「キッス」という単語の連発は、なんか寂しいモノを感じました(T^T)これが今回一番、あかんかったかもしれん。

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