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火星接近

月のそばに火星がおります。昨日14日が最接近日。
火星は2年2か月ごとに地球に接近しますので、まあ、天文現象としてはありがたみの少ないものですが、のほほんと星空を眺めていられる平穏というのは、実はしみじみありがたいもので、次の最接近にはどこでどーなってるか分らないので、やはりいそいそと双眼鏡を出して「月光が目に刺さる~~」といいながら星空を見てしまうわけですね。
今回は準小接近で、2003年の大接近ほどの印象はさすがにちょっとありません。
次の大接近は2018年。この時は2003年の時より近づきますんで、楽しみにしていましょう。

その赤い色から、洋の東西問わず、戦や不吉なことに結び付けられう火星。東洋の天文史では「ケイ惑」とか「営惑」と称されており、やっぱしあんまり大きくはっきり見えるのは縁起がよくないと考えられていました。特に同じくその赤さゆえに不吉扱いされていたさそり座のアンタレス(を含む星宿を心宿といいます)に近づくのは不吉の前兆として、中国の史書に頻繁に記録されています。唐書の天官書でも確か結構ありました(記録を依然数えたんだけど、データのファイルが見つかんない・・・)。
それでも、近くに見える特徴的な星、ってことで、これもまた洋の東西問わず、詩文・音楽などで表現されています。
ぱっと思いつくのは、音楽だとホルスト「惑星」第1曲。これは、「火星、戦をもたらすもの」。ユーフォニアムを演奏している人間には(日頃目立たない楽器だけに)、一度はやりたいセクションのようですが。同じような音域を担当していても、テナー・サックスの私には縁遠いものでございました(笑)。まあ、吹けと言われたら喜んで吹いたか。
読むものだとバローズの「火星シリーズ」。「火星のプリンセス」が、子供向けに訳出されていて、小学生のころはまりましたっけ。ブラッドベリの「火星年代記」も外せません。神林長平の「火星3部作」もありますね。
漫画は萩尾望都「スターレッド」これは最後、火星壊れちゃうんですけどね・・・。
パソコンゲームに「火星計画」ってのがあって、火星をテラフォーミングして都市を作って地球からの移民を受け付けるってんですが、これも結構はまりました。

ほかにもいろいろあるようですが、何やかや、地球人に愛されている星ですね。


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