陳舜臣氏死去

続けて訃報記事を書くことになってしまった・・・。

作家の陳舜臣氏が先日亡くなりました。享年90歳。小説家として功成り名を遂げて、先日の大豊氏と違って大往生ですけどね。脳溢血(脳血栓だったか、あいまい)で倒れて、近年はほとんど執筆していらっしゃらなかったし、「ああ、とうとう亡くなったか」という感じではありますが、やはり寂しくもあります。

最初に読んだのは「ものがたり唐代伝奇」だったかな。
お約束で「秘本三国志」にはまり、デビュー作の「枯草の根」、代表作「阿片戦争」や「太平天国」「小説十八史略」などなどの小説、エッセイもたくさん読みました。
司馬遼太郎より陳舜臣、なブンガク少女でした。
数を読むにつれ、パターン化された女性キャラクターが、何となくカンに障るようになり(お前が「女」が鼻につくオバサンになったんだよ 自爆)、作品を愉しめなくなって「チンギス・ハーンの一族」を最後に小説は買わなくなってしまいましたが(十分後期の発表作だな・・・)、エッセイ集はほぼコンプリート。二度の引っ越しでも一冊も手放さずに持ち続けて今に至ります。
私が作者名買いしてたのは山田風太郎、都築道夫、泡坂妻夫、そして陳舜臣。とうとう全員が鬼籍に入ってしまわれました。これも時の流れとはいえ、寂しいですね。ご冥福をお祈りいたします。

因みに、一番のお気に利は奥様と共著の「美味方丈記」。
NHK大河ドラマ「琉球の風」は私的には史上最悪の原作冒涜大河です。

『ルネサンス 歴史と芸術の物語』 池上英洋 著

光文社新書、紙ベースで購入・読了。
美術史で言うところの「ルネサンス」の時代を、美術の面だけでなく宗教や社会など時代的背景をふまえて俯瞰しようという本です。
章立てもわかりやすいですし、ミケランジェロやラファエルといった「ルネサンス」といえば誰でも聞いたことがありそうなビッグネームから、ルネサンス前史の芸術家まで体系だてて紹介しているので、入門編としては面白かったですね。
ルネサンス美術は教科書とか美術館とかで見たことあるけど、そもそも「ルネサンス」っていつごろのどんなモノ?という入り口からさらっと出口まで。足早に眺める分にはいいかと。

個人的には、ロレンツォ・イル・マニフィコ大好きなんで、「ただの道楽者」的な評価でさらっと流されたのが不満です(笑)
イザベッラ・デステの評価がやけに高いのもアレだ~。いや、まあ、芸術の女パトロンとしちゃいいでしょうけど、イル・マニフィコの方が断然上でしょうがよ。
あ、ブルネッレスキは好きです。高評嬉しいです。

koboのメモリ拡張

電子ブックリーダーkoboを使ってるんだけど。
microSDでメモリが増設できるのがいいな~ってことでこれを選んだのに、イマイチうまく動作しない・・・。認識したりしなかったり。
楽天に問い合わせても、なんか要領を得ない回答しか返ってこないし。
そんなことはとっくに試してるんだようっ。で、カードの相性っていわれたらそれまでだ。もう一枚買えと?それで使えなかったらどうするんじゃい。安くないんだぞ、カードだって(まあ、このごろ高くもないけどさ)
まあ、まるっきり認識しないわけでもないので、どうにか使ってるけど、どうにかならんもんか×

ぐちぐちいいつつ、やっぱり便利なアイテムではあります、ブックリーダー・・・。